ある日相方が実家へ出かけ戻ってくると、
毎度おなじみ、畑の野菜や手作り漬物なんかを
どっさりもらってきた。
その中にジップロックに詰められたクッキーみたいのが見えた。
「おっ手作りクッキー?」
いつもの義母手作りクッキーだと思ったら、
「なんかもらいものらしいよ」と。
ふーん。そして一緒に添えられたお菓子の説明書に目が留まった。
「村上開新堂」
と書いてある。
ん?なんか見た事ある。
もしやこれってお得意様しか買えないクッキーじゃ?
検索したら本当にそうだった。
以前お取り寄せ逸品特集かなんかで紹介されていて気になっていたのだ。
一流レストラン「村上開新堂」のもう一つの顔。
それは明治から続く老舗の洋菓子屋。
特にクッキーが有名。
では村上開新堂のクッキーの買い方は?
というと、まず会員登録をしないと購入ができない。
ではどうやって会員になれるのかというと
紹介者が必要!
このお店を利用した人に紹介してもらって初めて会員になれる。
まさに
「一見さんお断り!」
なのだ。
見ているだけでほっこりしそうなクッキー達。
もちろんこの手のものは珈琲と合わせたい。
コーヒーではなく珈琲
と書きたくなるレトロさがたまらない。
昔懐かしい感じの味、そして芸が細かい。
小さな小さな粒のようなメレンゲのお菓子から
ジャムを挟んだ大きなクッキーまで。
ちょっと堅めのざくざく感も好き。
村上開新堂のクッキーの賞味期限は3ヵ月のようですが
ざくざく感が最高の時、なるべく早めに食べておきたい。
ホームページに価格がのっていなかったけれど口コミを見てびっくり!
一番小さな缶でも6500円!?から
大きさは分かりませんが一番大きい缶は2万円台だとか!?
ひゃー、しかしそんなレアで高級なお菓子さまを
手作りクッキーさながらジップロックに無造作につめこんだ義母よ…